トゥラシーの別名(英語)は「ホーリーバジル」。

ホーリーバジルは貴重なアダプトゲンのハーブのひとつです。

ホーリーバジルは貴重なアダプトゲンのハーブのひとつです。
<アダプトゲンの定義>
・服用者に無害であること
・特異的な反応を示すこと:物理的、化学的、生物学的な様々なストレス因子に対して抵抗力を高めること
・生理機能を正常化すること:標準値からどの方向にずれても正常値に戻すこと
<アダプトゲンと認められた薬草>
アシュワガンダ (Ashwagandha/Withania somnifera)
冬虫夏草 (シネンシストウチュウカソウ/Cordyceps/Cordyceps sinensis)
党参(トウジン)(ヒカゲノツルニンジン/Dang Shen/Codonopsis pilosula)
エゾウコギ (シベリア人参/エレウトロ/Eleuthero/Eleutherococcus senticosus)
ホーリーバジル (カミメボウキ/Holy Basil/Ocimum sanctum (O. tenuiflorum),O. gratissimum)
高麗人参 (朝鮮人参/オタネニンジン/Ginseng/Panax ginseng)
イボツヅラフジ (グドゥーチー/Guduuchi/Tinospora cordifolia)
アマチャヅル (ジャオグラン/Jiaogulan/Gynostemma pentaphyllum)
甘草(カンゾウ)(Licorice/Glycyrrhiza glabra)
マカ (Maca/Lepidium meyenii)
霊芝(レイシ) (マンネンタケ/Reishi/Ganoderma lucidum)
ルージァ・カルタモイデス (Rhaponticum/Rhaponticum carthamoides/Stemmacantha carthamoides)
ロディオラ (Rhodiola/Rhodiola rosea)
朝鮮五味子(チョウセンゴミシ)(チョウセンゴミシ/オミジャ/シサンドラ/Schisandra/Schisandra chinensis)
チャーガ (カバノアナタケ/Chaga mushroom/Inonotus obliquus)
シラジット (Shilajit/Ashphaltum bitumen)

デイビット ウインストン
フレグランスジャーナル社
2011-01-20
この本によると
アダプトゲンは、身体の器官・系統に働き、正常化させる物質のこと。
「この病気にはこの薬」という概念はアダプトゲンには当てはまらない 。
と書いてあります。
つまり「ホーリーバジルはガンや高血圧、糖尿病などの難病、喘息やアトピーなどのアレルギー、ストレスによる鬱などの精神疾患まで何にでも効く」と言われますが、こういうことだと思います。
また、著者のお一人であるスティーブン・メイム氏は
私がアダプトゲンに興味を持ったきっかけは、ホーリーバジルというハーブとの出会いだった。
この出会いがあったからこそ、本書を著することができた。
とまで書かれています。
そして、アダプトゲンに認定されてるホーリーバジルは、学名が Ocimum sanctum (O. tenuiflorum) と O. gratissimumだけです。
その Ocimum sanctum (O. tenuiflorum) はクリシュナトゥラシーとラーマトゥラシーのことであり、O. gratissimum はヴァナトゥラシーのことです。
この本の中でも
アーユルヴェーダで用いられるのはラーマトゥルシー(トゥラシー)とシャーマトゥルシー(クリシュナトゥラシー)で、(中略)特に断らない限り、 その文脈のホーリーバジルはシャーマトゥルシーのことである。
とあります。
でも私は、日本では、そのクリシュナトゥラシー(シャーマトゥルシー)の薬効がそのまま、全てのホーリーバジルのものとして広まってしまっているように思えます。
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また、著者のお一人であるスティーブン・メイム氏は
私がアダプトゲンに興味を持ったきっかけは、ホーリーバジルというハーブとの出会いだった。
この出会いがあったからこそ、本書を著することができた。
とまで書かれています。
そして、アダプトゲンに認定されてるホーリーバジルは、学名が Ocimum sanctum (O. tenuiflorum) と O. gratissimumだけです。
その Ocimum sanctum (O. tenuiflorum) はクリシュナトゥラシーとラーマトゥラシーのことであり、O. gratissimum はヴァナトゥラシーのことです。
この本の中でも
アーユルヴェーダで用いられるのはラーマトゥルシー(トゥラシー)とシャーマトゥルシー(クリシュナトゥラシー)で、(中略)特に断らない限り、 その文脈のホーリーバジルはシャーマトゥルシーのことである。
とあります。
でも私は、日本では、そのクリシュナトゥラシー(シャーマトゥルシー)の薬効がそのまま、全てのホーリーバジルのものとして広まってしまっているように思えます。

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