昨日の6/3(土)、お世話になっているSHIODAライフサイエンスの塩田先生第1回『脳活セミナー』に行って来ました。

 脳活セミナー


塩田先生は、星薬科大学の教授でアロマセラピー学会の会長でもあります。

学者先生の視点からお話してくださるアロマセラピーの歴史と日本の現状は面白かったです。



また、「超高齢化社会」と言われている日本では、平均寿命は伸びてるのに、健康寿命は下がっているということです。

日本の医療費の60%は高齢者医療の費用、とのことです。


特に問題になってる認知症の問題は、2015年現在、確認されてるだけで250万人。
このままだと2030年までに350万人にもなることだろう。
しかし、潜在的には1000万人はいるのではないか、とおっしゃっていました。


塩田先生は、著書の中で、


嗅神経を刺激してあげると脳の血流が増え、前頭葉が活発化し、知覚ややる気がアップする。

といううことを書かれております。

それは、

嗅神経のすぐ側に、茎低細胞というのがあるので、ひとつの嗅神経が衰えてしまっても茎低細胞が嗅神経になるので、『嗅ぐ能力』というのは、年をとっても衰えない。

という理由だということをご説明してくださりました。

私もこの本を読んでのですが、実際にご本人から説明していただくことにより理解が深まり、納得することが出来ました。

このことの実証試験に使われたのがレモングラスのセルエキストラクトです。

アロママスクにレモングラスのセルエキストラクトを染み込ませて、嗅いでもらっただけで、効果が認められた!そうです。

ただし、毎日やらないとダメ。止めたら、元に戻ってしまった。とのこと。


もはや女性の90代は珍しくない。『嗅ぐ能力』を衰えさせないことで、脳神経を刺激し、いつまでも若く元気で暮らし、100歳を目指そう!

とおっしゃっていました。



最後の質問コーナーで、私はセルエキストラクトについて質問させていただきました。

・精油との違いについて
『精油』は『油』の部分だけ。『植物の中の水分』と精油を取り出す時の水とが混じったのが『フローラルウォーター』。
 『セルエキストラクト』は植物の『油』と『水分』両方。


・日本での普及状況について
まだほとんど作られていないので、商品化も含めた普及はこれから。

 現在は、日本の伝統的な作物やその地方の特産品を使い、自治体と組んで商品化を始めているということでした。

その中のひとつ、新潟の五泉市の『ごせん桜』を使ったハンドジェルとハンドクリームが展示販売されていました。

ごせん桜商品

(さすが地方自治体が開発しただけあって、お値段もお手頃〜♪)


今、栽培中の東金のクリシュナトゥラシ―を使って、いつかこんな商品が作れたらいいな〜。。。


そうそう、知人から、「昨年秋のセルエキストラクトの中にオリのようなものが出て来た。」というので、そのこともお聞きしたのですが、「おそらく成分の中の何かが固まったものだろう」と言うことで、ちゃんと遮光瓶に入れて冷暗所に置いておけば、2年間は持つそうです。

セルエキストラクトは保存料も何も入っていないので、暑くなる季節は、気をつけなきゃいけませんね。


まだまだアロマは女性の趣味のようなイメージがある日本ですが、こんな風に地方の産業のひとつとして根付いて行けば、日本独自の発展が出来る、と思います。

私はインドの聖なるハーブであるトゥラシーを、日本で本当に普及させるには、やはり日本独自の使い方があるはず、と考え、この『セルエキストラクト』にする方法を選びました。

そしてそこから何を作っていくか、これから試行錯誤して行きますが、やはりなんと言ってもテーマは『美と健康』です。

トゥラシーの能力を100%活用させるに『セルエキストラクト』は最適!だと確信出来ました。




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